2022年11月、広島県/北広島町/八幡にて
FUJIFILM X-T2 FUJINON XF18 - 135mm F3.5 - 5.6 R LM OIS WR
今年はまだいけてなくて、しかもいけるかどうかわからない状況ですが、
昨年の秋、11月、朝の数時間だけ秋の朝の写真を撮りに北広島八幡に早朝から出かけた時の事。
もう紅葉のピークは過ぎていましたが、所々にその名残は残っていました。
昨年の当時、幾つかアップしましたが、今年は行けるかどうか分からないので昨年の残りをアップ。
朝ごはんを食べようとした広場の隅に1本、葉が真っ赤に染まっている木がありました。
半分ぐらいは散ってしまっていましたが、それでも結構残っていて、
落葉している葉が全部残っていたときは美しかっただろうと想像できます。
この時まだここまで朝日が届いていなかったので色味は微妙ですが、
立ち位置的にここに陽が届く頃にはもう明るくなり過ぎていて雰囲気が変わってしまうので、
この早朝の、草むらに霜が降りて白く染まっているまだ薄暗い時間帯で撮影。
出来立ての温かい珈琲で朝ごはんをいただきながらの撮影でした。
2023年9月、高知県/いの町・中野川源流域にて
iPhone SE2で撮影
この夏いろんなことがドタバタして、4つのblogのうち3つが疎かになっていましたが、ようやくの再開です。
今年もなんとか毎年行っている四国の石鎚山系の源流域に行って来ることが出来ました。
ちょうど去年とほぼ同じ頃、まだ紅葉になる前の9月末の時期です。
今年は各地で水不足が言われていましたが、
9月訪問直前にそこそこ目的地辺りは雨が降っていたので何とかなるかな、と思っていたら、
これが結構な渇水気味で、ここ数年でいちばん水が少ない源流行となりました。
いつものことながら1眼レフカメラもリュックに入っていましたが、
滑りやすい岩の上を歩いている中で何度もリュックから出すのは面倒で、
時折出す事はあっても、ほとんど iPhone で撮る結果となりました。
2日続けて入る予定でしたが、1日目の終わり頃、ウエーディングシューズのソールが剥がれ落ち、
この状態で濡れた岩や渓流を遡行するのは危険と判断して2日目は断念。
代わりに周辺の自然や集落などを写真を撮りつつ散策して歩くことになりました。
相変わらず源流域の自然は水位が減っても美しく、
今年は諸事情あってこの源流域に入渓する人がかなり少なかった様で、
途中大きな猛禽鳥類の襲撃かと思われるぐらいの渓沿低空滑空があったり、
いつもの折り返し地点辺りでは、野生の鹿がすぐ近くにいて鳴きながら去って行ったりと、
今までここを遡行中には無かった経験を得ることが出来ましたが、
こちらも幸いなことに、近年四国で再確認された野生の熊との遭遇はありませんでした。
来年も訪問できるかどうかは不透明ですが、またぜひ訪れたいものです。
2023年7月、広島県/北広島町/八幡にて
FUJIFILM X-E2 FUJINON XF35mm F1.4 R
今年の7月に行ってきて、目的の臥竜山が通行止めになってて撃沈した日の早朝。
撃沈したあと、聖湖のキャンプ場にいく前に少し歩いた八幡湿原の道沿いでは、
早朝ゆえにまだ草木に朝露が残っていて、くしくも昇ったばかりの太陽の光を受け輝いていました。
マクロレンズを持って行っていなかったので、Fuji のX-E2に付けていた35mm F1.4で、
マクロっぽく周りをボカシたかったので、開放F1.4に設定し無理矢理接写。
ピントの合う位置がほぼ1点のピンポイントなのでパッと見にはピンボケに見える(笑)。
マクロレンズはタムロンの90mmの、Canon 用しか持っていないので、
そのうち金銭的に余裕があれば Fuji 用のを買うか、マウントアダプターを買うかして、
久しぶりにマクロ写真も撮ってみたいと思っているが、
ここんとこ年齢的にも本業のお仕事減ってるし、経済的には厳しいなぁ・・・(苦笑)。
緑の聖湖湖畔。
2023年7月、広島県/北広島町/聖湖湖畔にて
FUJIFILM X-T2 FUJINON XF18 - 135mm F3.5 - 5.6 R LM OIS WR
前回ご紹介した聖湖の湖畔の杜若(カキツバタ)から少し離れた所に大きな流木があり、
そこから見渡した湖畔は、水際まで一面、春の緑で覆われています。
この流木がまた、持って帰れるものなら持って帰りたくなる様な味のある枯れ具合で、
車に乗せて持って帰って、磨いて飾ってみたいと思ったりもしましたが、
仮に持って帰れてたとしても、狭いマンション暮らしでは「どこに置くんだ」と言う状態で、
せめて写真に、と、撮ったはいいのですが、写真ではその良さが伝わらない・・・。
湖畔にはカメラしか持って来ませんでしたが、
キャンプ用のチェアを持ってきて、しばらく座ってまったりすれば良かったと少し後悔。
とは言っても、わざわざきた道を引き返して取りに行く元気も気力も無く、
写真を撮りつつ緑の湖畔を散策してキャンプ場に帰りました。
キャンプ場に戻って iPhoneでは撮っていなかった事に気がついて、これまた少し後悔。
PS/最近blogにアップされた時、やっぱり画像の画質が落ちてるような気がする。気のせいか?
2023年7月、広島県/北広島町/聖湖湖畔にて
iPhone SE2
数回前の「朝霧の水田」の回でお話しした通り、
臥竜山(刈尾)のブナの森が車両通行止めで撃沈した後、失意の中で向かったのが聖湖キャンプ場。
そのキャンプ場の片隅から伸びる樹々の繁る小道を歩くと、聖湖の湖畔に到着します。
今年は全国ニュースで熊の出没が増えているとの事で、
ちょっとビビリが入りつつ熊鈴をチリンチリンと鳴らしながらカメラを持って進むと、
雨続きだった割には少し水量が夏枯れしている湖畔地帯に出られました。
年ごとに来るたび様相が微妙に変わっていて、前回と全く景色が同じと言うことが無かった気がします。
以前来た時には鴨が何匹もガァーガァー鳴きながらスイスイ泳いでいた時もあり、
今年は湖畔の一角に、すでに咲き終わり萎れつつある杜若(カキツバタ)が咲いていました。
前回の夏来たときには杜若はなかった様な気がしますが、単に見逃しただけでしょうか・・・。
前方には雲がありますが頭上は晴れていて陽が注ぎ、視界360度と空が大きく開けているので気分も良く、
暫しの間、臥竜山の車両通行止めでのショックを忘れることができました(笑)。