秋色の双木。
2008年11月、広島県/安芸大田町/深入山にて
GR DIGTAL 2 28mm F2.4
今を去る事9年ほど前、まだ体力に自身がわずかながら残っていたころ、
三脚とカメラバックを肩に背負い、安芸大田町の深入山にススキの風景を撮りに登った事がありました。
朝まだ薄暗い頃から登り、途中で朝焼けをむかえ、山頂に至った時には青空で、
そこから別の尾根を下って写真を撮りながら逆側へ下山していきました。
その途中、別の山頂近くに秋色に染まった2本の木が、朝の光りを眩しそうに浴び、
ススキの中の細い登山道を間に挟んでまるで夫婦かカッブルのかの様に仲良く立っていて、
それが10年近く経った今でもまだ強く印象に残っています。
高解像度な一眼レフでも撮りましたが、なぜかこっちの「GR DIGTAL」で撮った写真の方が、
不思議な事に、当時目で見た時の記憶に近い印象を思い出させるから、本当に写真とは面白いものです。
by kurophotoblack
| 2017-11-08 07:02
| 秋
|
Comments(0)